日本ヒューレット・パッカードは19日、同社のハイエンドミニタワーPC「HP Pavilion Desktop PC h8シリーズ」およびスリム・プレミアムPC「HP Pavilion Desktop PC s5シリーズ」にプロセッサの強化などを行った春モデルを発表した。量販店モデルは1月下旬より、HP Directplusモデルは19日より、それぞれ発売となる。
HP Pavilion Desktop PC h8シリーズ
「HP Pavilion Desktop PC h8シリーズ」は、インテルCPU搭載の「h8-1280jp」、AMDプロセッサ搭載の「h8-1260jp」の2モデルが登場しており、従来製品が継続販売となる「h8-1190jp」と合わせて3モデルのラインナップとなる。オプションとしては、6Gbps対応の256GB SSD(2月下旬提供開始)、Radeon HD 7450が追加された。また、「h8-1280jp」には量販店モデルも用意される。
「h8-1280jp」HP Directplusモデルで選択可能なCPUはIntel Core i5-2320(3.00GHz)、i5-2500(3.30GHz)、i7-2600(3.40GHz)の3つ。基本構成価格は69,930円で、その場合の主な仕様はCPUがIntel Core i5-2320、チップセットがIntel H67 Express、グラフィックスがAMD Radeon HD 7450、メモリがPC3-10600 4GB(2GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
店頭モデルは想定価格190,000円前後で、主な仕様はCPUがIntel Core i7-2600、チップセットがIntel H67 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 580、メモリがPC3-10600 12GB(4GB×2+2GB×2、最大16GB)、ストレージが1TB SATA HDD+160GB SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版となる。
「h8-1260jp」で選択可能なプロセッサは、8コアのAMD FX-6120(3.1GHz)および6コアのAMD FX-6100(3.3GHz)。基本構成価格は59,850円で、その場合の主な仕様はプロセッサがAMD FX-6100、チップセットがAMD 970、グラフィックスがAMD Radeon HD 7450、メモリがPC3-10600 4GB(2GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
HP Pavilion Desktop PC s5シリーズ
「HP Pavilion Desktop PC s5シリーズ」には、インテルCPU搭載の「s5-1250jp」が新たに登場。量販店モデルとHP Directplusモデルが用意される。また、従来製品の「s5-1130jp」も継続販売となる。
HP Directplusモデルの基本構成価格は49,980円。その場合の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2120(3.3GHz)、チップセットがIntel H61 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 4GB(2GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
量販店モデルの店頭予想価格は110,000円前後。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2320(3.00GHz)、チップセットがIntel H61 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。