1月10日に発表された国内向けXperiaシリーズの最新モデル「Xperia NX SO-02D」「Xperia acro HD」が大きな注目を集めている。本稿では、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが17日に開催した体験会のレポートを軸に、両モデルのデザイン、仕様をおさらいしていく。加えて、両モデルで利用できる周辺機器もあわせて紹介する。
新モデルのコンセプトとは?
Xperia NX SO-02D、Xperia acro HD SO-03Dは、2012年1月上旬に米国で開催された家電見本市の「International CES 2012」に合わせて発表されたモデルで、Xperiaシリーズの第3世代にあたる製品となる。
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体験会に登壇した同社マーケティング部統括部長の金子克之氏によると、グローバルモデルのXperia NX SO-02Dは「デザインにこだわった、持つ喜びを感じられる」モデル、Xperia acro HD SO-03Dは「はじめてスマートフォンを持つ人にも安心して使ってもらえる」日本市場向けの機能が充実したモデルであるという。
デザインにこだわったXperia NX SO-02D
Xperia NX SO-02Dの象徴とも言えるのが、ボディ下部にある「Floating Prism」と呼ばれる透明な部分。着信時や操作時に白色LEDが光り、戻る・ホーム・メニューの3つのアイコンが浮かび上がるようになっている。Floating Prismの下にはアンテナ、バイブ動作機器が入っており、上部と基板でつながっているという。この部分は「デザイナーとエンジニアのこだわり」だったそうで、会場で確認することができた。
背面はマットな質感で、指紋がつきにくい。カメラ、スピーカー、フラッシュなどが一列に配置されているので、すっきりとしたスマートな印象を受けた。カラーバリエーションはBlackとWhiteの2色で展開する。
防水仕様の全部入りモデル、Xperia acro HD SO-03D
Xperia acro HD SO-03Dの背面は、なだらかに傾斜する持ちやすいフォルムが特長。触り心地が良く、高級感を兼ね備えていると感じた。カラーバリエーションはサクラピンク、ブラック、アクア、セラミックの4色で展開する。
Xperia acro HD SO-03Dはおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信など従来の携帯電話にお馴染みの機能を搭載しているほか、Xperiaシリーズとしては初めて防水機能(IPX5/IPX7等級)にも対応した。