オリンパスイメージングは18日、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS VH-210」を発表した。本体カラーは5色がラインナップされ、ホワイト、パープル、グリーンが1月下旬発売、オレンジとレッドが2月末発売。価格はオープンで、推定市場価格は14,000円前後となっている。
スタイリッシュボディに光学5倍ズームレンズや1,400万画素CCDを搭載する。1,280×720ドットのハイビジョン動画も撮影可能で、記録形式はAVI(MotionJPEG)。手ブレ補正機能「DIS」や、撮影シーンに応じて設定を自動で切り替える「iAUTO」、自動追尾AFなど、エントリーユーザーでも使いやすい機能を数多く搭載する。
なお、シャッターを切るだけでアーティスティックなフィルター効果を付加できる独自機能「マジックフィルター」や、3Dフォト撮影機能など、プラスαの楽しみを味わえる機能も備える。マジックフィルターは「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「スケッチ」「ウェディング」「ロック」「水彩」「クリスタル」「ミラー」の9種類を用意(一部のフィルターは、動画撮影時の使用が不可能)。3Dフォトは、付属のメガネを利用して本製品のモニター上でも楽しめるアナグリフ方式となっている。
その他の主な仕様は、撮像素子が1/2.3型CCD、レンズの焦点距離が26~130mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF2.8~F6.5。背面のモニターは約46万ドット・3型の液晶で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード(Eye-Fiカード含む)のほか本体内蔵メモリ(34.9MB)も利用可能だ。サイズはW100.6×D20.5×H60.3mm、バッテリーとSDカードを含む撮影時の重量は138gとなっている。