本田技研工業は17日、ファッションスクーター「ジョルノ」にスポーティーさを際立たせる専用色を施した「ジョルノ・スポルト」を新設定したほか、既存の原付スクーターに新カラーバリエーションを追加し、27日に発売すると発表した。
ジョルノ・スポルトは、フロント・サイド・リアの各カバーにレッドの専用ストライプを施して、スポーティーさを演出したモデル。レッドのパイピングを施した専用シートを採用し、車体色は「パールキャンサーホワイト」と「パールプロキオンブラック」の2色を用意。価格は16万1,700円。
また、ジョルノのカラー設定も変更され、「アズキブラウンメタリック」「パールコットンアイボリー」「パールプロキオンブラック」「デジタルシルバーメタリック」の4色に、ジョルノ・スポルトの2色を合わせた計6色のバリエーションとなる。ジョルノの価格は15万9,600円。
ジョルノ・スポルトとジョルノは、いずれもエンジンに空冷・4ストローク・OHC単気筒50ccエンジンを搭載し、73km/L(30km/h定地走行テスト値)の低燃費を実現。同社独自のコンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)を装備することで、安定した制動力も得られるという。
同時に、原付スクーター「トゥデイ」「トゥデイ・F」のカラーバリエーションも変更。トゥデイは、新色の「パールキャンサーホワイト」の「パールツインクルブラック」のほか、「デジタルシルバーメタリック」「ペルセウスブラウンメタリック」の4色を展開。トゥデイ・Fはすべてが新色で、「イプシロンブルーメタリック」「キャンディールーシッドレッド」「ヘビーグレーメタリック-U」という、3色の展開となる。
トゥデイシリーズは、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)の採用により国内二輪車排出ガス規制に適合させるなど、燃費や環境に配慮したという50cc原付スクーター。トゥデイ・Fは、前・後ブラックホイールや専用メーター、専用ロゴステッカーなどを採用し、より質感を高めたモデルとなっている。トゥデイの価格は13万4,400円、トゥデイ・Fの価格は13万9,650円。