パナソニックは12日、DECT準拠方式の採用により無線LANを使用する機器に影響されない、省スペース設計のデジタルコードレス電話機「RU・RU・RU」(VE-GDS01DL)を2月9日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は8,000円前後。
同製品は、省スペース設計「ソロスタイル」を採用し、設置面積が同社従来品(VE-SV08DL)比約55%というデジタルコードレス電話機。コードレス子機には約1.8型の大型ホワイト液晶(カナ表示)を採用しており、3行リスト表示が可能となっている。
1.9GHz帯の周波数帯を使用するDECT準拠方式の採用によって、2.4GHz帯周波数を使用する無線LAN機器との電波干渉が発生せず、通話品質に影響しない。また、待機時消費電力約1.1Wという省電力も実現している。
そのほか、出る前に相手に名乗ってもらう「あんしん応答」、約12分の通話録音、迷惑電話着信拒否50件、女性の声を男性のような声に変えられる「ボイスチェンジ」機能なども搭載。別売の中継アンテナ「KX-FKD1」(1万2,600円)を使用して通話エリアを拡大したり、同社製DECT準拠方式採用のワイヤレスモニター付テレビドアホンと無線で接続できるワイヤレスアダプター機能を搭載する。
充電台付親機の外形寸法は約82(H)mm×78(W)mm×93(D)mmで、質量は約140g。子機の外形寸法は約175(H)mm×48(W)mm×30(D)mmで、質量は約150g(電池パックを含む)。