米Motorola Mobilityが容量3300mAhのバッテリーを搭載したAndroidスマートフォン「DROID RAZR MAXX」を発表した。待ち受け最長380時間、連続通話最長21.5時間を実現している。

MotorolaのRAZRシリーズは、米国の消費者の間で"スリムな携帯"というイメージが定着している。RAZR MAXXは本体サイズが130.7×68.9×8.99ミリで、重さが145グラム。「DROID RAZR」(130.7×68.9×7.1ミリ、127グラム)に比べると厚いが、DROID RAZRのバッテリーは1780mAhだ。RAZR MAXXはわずか1.9ミリ厚いだけの本体に3300mAhのバッテリーを備えている。

対応ネットワークはCDMA800/ CDMA1900/ LTE B13 700。ForbesによるとLTE接続で6時間以上のビデオストリーミングを楽しめる。これはLTE対応のGalaxy Nexus (バッテリー: 1850mAh)の倍の時間だ。消費電力の課題を抱えるLTEサービスでも、3Gスマートフォンのバッテリー駆動時間と同じような感覚で使用できる。

DROID RAZR MAXX

1.2GHz動作のデュアルコア・プロセッサ、1GB RAMを搭載。4.3インチのSuper AMOLED Advanced (540×960)ディスプレイ、8メガピクセルカメラ(背面)/ 1.3メガピクセルカメラ(前面)を装備。Wi-Fi (802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0をサポートする。内蔵ストレージは16GBで、microSDスロットを備える。ソフトウエアプラットフォームはAndroid 2.3。

米国ではVerizon Wirelessから発売され、価格は299.99ドル(2年間の新規サービス契約)となっている。