本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の2012年北米国際自動車ショーにて、新型「アコードクーペ コンセプト」(北米仕様)のデザインスタディーモデルを世界初披露するとともに、9代目となる新型「アコード」シリーズの概要を発表した。
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「アコードクーペ コンセプト」(北米仕様) |
新型アコードシリーズは、エンジンなどの内燃機関、トランスミッションの効率向上やモーターなどの電動化技術の進化によって、走りと燃費を高次元で両立させる同社の次世代新技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」(アース・ドリームス・テクノロジー)を米国モデルとして初採用。レスポンスの良いCVTを組み合わせた2.4L直噴4気筒エンジン、3.5L V型6気筒エンジン、同社では初となる2つのモーターで構成されるプラグインハイブリッドという、3つの新型パワープラントを搭載する予定。
また、「Lane Departure Warning」(車線逸脱警報)や「Forward Collision Warning」(前方衝突警報)、後方の死角を画面にて確認できる「LaneWatch」などの最先端安全技術を採用することによって、クラストップの安全性を目指すという。
新型アコードとアコードクーペは、クラストップレベルの燃費性能の実現を目指して開発中で、2012年秋の発売を予定。プラグインハイブリッドモデルは来冬の発売予定で、「EV」「ハイブリッド」「エンジン直結」の3つの走行モードを使い分けることで、シーンに応じた高効率のシステムを実現するとのこと。
