ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは1月10日、Androidスマートフォンの新製品「Xperia NX」を発表した。NTTドコモより「docomo NEXT series Xperia NX SO-02D」として2012年2月に発売する。
Xperia NXは、シンプルなボディに透明な素材「Floating Prism(フローティングプリズム)」を採用したデザインが特長のスマートフォン。着信時や操作時に端末内部に設置された白色LEDが発光し、プレミアム感を演出する。なお、同モデルはグローバル仕様のものは製品名が「Xperia S」となる。
ディスプレイサイズは約4.3インチ(1280×720ドット)。液晶とガラス面の空気層をなくしたフロントパネル「クリアブラックパネル」を採用することで、光の乱反射と拡散を低減させた。加えて、コントラスト向上技術と輪郭強調技術を組み合わせた「モバイルブラビアエンジン」搭載することで、鮮明な画面表示を実現した。
カメラ機能では約1210万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」、F2.4の明るいレンズを採用。1920×1080ドット、フレームレート30fpsのフルHD動画の撮影に対応する。加えて、スリープモードからカメラキーの長押しにより、撮影完了まで約1.5秒の高速起動撮影を実現。約0.5秒の間隔で連続撮影することも可能となっている。720pのHD動画撮影に対応する約130万画素のフロントカメラも搭載する。
このほか、ソニーの高音質技術「クリアオーディオ」やオーディオ再生レベル強調技術「xLOUD」を搭載したミュージックプレイヤーや手書きかな入力に対応した入力アシスト機能「POBox Touch 5.0」を搭載。さらに、テザリング機能も搭載し、最大8台までWi-Fi機器を接続して通信を行える。なお、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信は非搭載となる。
寸法・重量は約128×64×10.6mm・約144g。CPUは1.5 GHz デュアルコアのMSM8260を搭載。内蔵メモリはRAMが1GB、ROMが32GB。OSはAndroid 2.3を採用する。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nをサポート。通信面では国際ローミングサービス「WORLD WING(3G+GSM)」、ハイスピードFOMA(HSDPA/HSUPA)に対応する。カラーバリエーションは、Black(ブラック)、White(ホワイト)の2色。
(記事提供:AndroWire編集部)
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