米ラスベガスで1月10日-13日に開催される2012 International CESで、Tobii Technologyが視線追跡テクノロジを用いたインターフェイス「Tobii Gaze」でWindows 8を操作するデモを披露する。
Windows 8はタッチ操作に適したタイルスタイルのMetro UIを備えるが、タイルスタイルはノートPCのタッチパッドでの操作には大ぶりなデザインであり、またノートPCがタッチパネルを備えていたとしても縦に立ったディスプレイを指で操作するのは窮屈である。Gazeは眼球の動きをトラッキングし、ユーザーの視線とポインタの動きを連動させる。視線を移すだけでポインタが移動するので、Metro UIでは目的のタイルを見て、手元のタッチパッドをタップして選択する。画面に触れるよりも効率的な操作が可能だ。ブラウザなど通常のアプリケーションを使う場合でも、タッチ操作ではWebページのリンクやボタンを押す時に指先で画面が隠れて押し間違えてしまうことがある。Gazeは視線を使って小さなエリアにポインタを動かせるだけの精度を備えており、手が障害物になるというタッチ操作の問題を解消できるという。
MicrosoftはMetro UIのタッチジェスチャー向けに7つのアクションを定義しており、Gazeではこれらを自然かつ少ない動きで正確に実行できるという。
Windows 8のTouch Language |