米Qualcommは1月5日(現地時間)、同社が提供する携帯端末向けチップセット「Snapdragon」搭載端末向けにゲームコンテンツを配信するゲームポータルアプリ「Snapdragon GameCommand」をAndroidマーケットに投入すると発表した。1月10日から北米のAndroidマーケットで提供開始され、その後、他の地域でも提供される見込み。
Snapdragon GameCommandをインストールすると、100以上のタイトルを揃える「Snapdragon GamePack」のゲームを簡単に探してプレイできるほか、ゲーム関連ニュースも入手することが可能。Snapdragon GamePackでは、 最新のSnapdragonに最適化された搭載端末限定のゲームコンテンツが配信される。
配信されるタイトルには、格闘アクションゲームの「Fight Game Heroes」や3D迷路ゲームの「Bunny Maze 3D」などがラインナップされ、1月10日からラスベガスで開催される国際家電ショー「CES」のQualcommブースでも展示される予定である。
Qualcommが提供するSnapdragonは、Android搭載のスマートフォンやタブレットに採用されており、日本国内で販売中の端末でも、サムスン電子製「GALAXY S II LTE」やLG電子製「Optimus LTE」などの最新端末で採用されている。
同じくチップセットメーカーであるNVIDIAは、同社のチップセット「Tegra」を搭載した端末向けのゲームポータルアプリ「Tegra Zone」をすでに提供しており、チップセットメーカーのコンテンツ市場への参入の行方が注目される。
(記事提供:AndroWire編集部)
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