年頭の社員へのメッセージ

新しい年、2012年を迎えました。

昨2011年に、家族・親戚・友人の方などが大きな災害にあわれてしまったみなさんに、あらためてお見舞い申しあげます。継続的に復旧や復興に関わっている方々を、Yahoo! JAPANとしては引き続き応援していきたいと考えています。

3月の震災を契機に、インターネットのメディアとしての信頼度や価値が飛躍的に高まったという調査報告も出ています。また、インターネットの使い方が変わったというような人も多いと聞きます。Yahoo! JAPANも、震災とその後の状況に対してインターネットメディアとしてどういうことができるのか、全社でいろいろ考えて、そしてすばやく実行しました。震災から何日も会社に泊まり込んで対応にあたった社員も少なくありませんでした。これからも、いざというときに役に立つ、頼りになる、価値ある存在であることをめざし、努力を続けましょう。

2012年も、昨年来の「攻め」の基調を継続していきます。

いろいろな分野で、継続的に「攻め」て大きな成長をめざします。中でも、スマートフォンやスマートパッドの急速な普及に対して、Yahoo! JAPANは、PCで築いてきたのと同等、またはそれ以上のポジションを取りに行きます。

「攻め」を続けるうえで、全社員に言いたいことがあります。「自分自身がサービス提供者ではなく一人のインターネットユーザーになりきっていないとダメ」ということです。Yahoo! JAPANの創立当初からやってきた初心に戻って、自分が本当に使いたいサービス、本当に便利だと思えるサービス、こういうものを作って世の中に提案していきましょう。

2012年は、全社的にそういう意識でがんばって、そして大きな成長をめざしましょう。