損害保険ジャパンは4日、中国現地法人「日本財産保険(中国)有限公司(以下、損保ジャパン中国)」が、2011年12月29日に中国保険監督管理委員会から北京支店設立の正式認可(27日付け)を取得したと発表した。
北京支店は1月中に営業を開始する予定。これにより損保ジャパン中国の営業拠点は、遼寧省(本店)、上海市(上海支店)、広東省(広東支店)、江蘇省(江蘇支店)、北京市(北京支店)の5カ所に拡大、中国国内で展開している日系損害保険会社としては最多となるという。
北京支店の正式名称は「日本財産保険(中国)有限公司 北京分公司」、住所は北京市朝陽区東三環路1号 環球金融中心東楼4階。支店長は篠崎康雄氏で、支店員は日本からの派遣社員2名および現地採用職員20名で構成される。
同社は北京支店設立にあたり、「北京地域に進出している日系企業を始めとした多くの企業に対して保険サービスが提供可能となることは大きな意義があると考えている」としており、今後も中国における営業拠点をもとに、同国でのビジネスを進めていくとしている。