トレンド総研は27日、「ひげに関する意識・実態調査」「男性用カミソリ製品のモニター調査」の結果を発表した。インターネット上で12月14~18日の期間に実施されたもので、「ひげに関する意識・実態調査」では25~48歳の既婚女性53名から、「男性用カミソリ製品のモニター調査」ではP&Gのシェーバー「ジレット フュージョン プログライド」を使う男性54名から有効回答を得た。
「ひげを生やしている男性に対する印象」を女性に尋ねたところ、8割近くが「印象は良くない」と回答。その理由としては、「不潔な印象がするので(37歳・自営業)」、「おしゃれに生やしているなら問題はないが、無精ひげは嫌(37歳・パート / アルバイト)」といった声が寄せられた。多くの女性が、男性のひげに対して良い印象を持っていない現状が推察される。
とくに印象が悪いものを聞くと、「似合っていないひげ」が最も多く85%。続いて「青ひげ」(79%)、「ひげの剃り残し」(74%)、「ボサボサなひげ」(74%)、「カミソリ負け」(62%)という順となった。
女性には不評だったひげだが、男性の意識はどうか。男性54名に、女性はひげを生やす男性に対して好印象を持つと思うか尋ねてみたところ、「そう思う」の回答は17%にとどまった。男性にとっても、「ひげは女性に対して印象が良くない」ということを自覚しているようだ。
また、ひげ剃りに関して悩んでいることを尋ねると、「剃り残しができることがある」(74%)、「カミソリ負けすることがある」(69%)の2つが上位を占めた。
P&Gでは、極薄5枚刃採用の次世代シェーバー「ジレット フュージョン プログライド」を販売中。今回の調査では、男性モニター54名に同商品を実際に使用してもらってのアンケート調査も実施。その結果、全員が「満足した」(「とても満足した」または「やや満足した」)と答えたという。