トヨタ自動車は26日、世界トップの低燃費を実現したという、コンパクトクラスの新型ハイブリッドカー「アクア」を発売した。「L」「S」「G」という3つのグレードが用意され、価格は169万円から185万円。
同車は、小型・軽量・高効率化した最新の1.5Lハイブリッドシステムであるリダクション機構付THSII(TOYOTA Hybrid System II)を搭載し、JC08モード走行燃費で35.4km/L、10・15モード走行燃費では40.0km/L(「G」と「S」は37.0km/L)という低燃費を実現した、コンパクトクラスの新型ハイブリッドカー。
インテリアでは、ゆったりサイズのフロントシート採用や、リヤシートのヘッドクリアランスやひざ周りに余裕を持たせる工夫が行われたほか、小型化したハイブリッドバッテリーをリヤシートの下に配置することで、容量305Lの広い荷室空間も実現している。
そのほか、2,550mmのロングホイールベースに加えて、ハイブリッドユニット・エンジンを低く配置した低重心設計による優れた操縦性の実現、エンジンとモーターの力の融合による滑らかな発進加速とスムーズな中間加速の実現、センターメーター内にエコドライブサポート機能の採用といった特徴を持つ。
ボディカラーは新色のシトラスオレンジマイカメタリック / ライムホワイトパールクリスタルシャインを含む全10色を設定し、内装色もアースブラウン / フレッシュグリーン / クールブルー / ナチュラルグレーの4色から選択可能。「S」と「G」グレードには、6タイプのウェルキャブ(メーカー完成特装車)も用意されている。ウェルキャブの価格は189万4,000円から267万9,000円。