バセドー病の治療のために2年間活動を休止していた歌手の絢香が23日、テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション スーパーライブ 2011』に生出演し、復帰後初の歌声を披露した。

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絢香は、2012年2月1日にリリースするアルバム『The beginning』から「はじまりのとき」、「やさしい蒼」の2曲を歌い上げ、司会のタモリから感想を聞かれると「歌えることの喜びをかみ締めながら、歌えたので楽しかったです」と目を潤ませながら喜んだ。また、「活動していた時とは、全然違うリズムで流れていく時間の中で身を置いていたので、気付かなかったささいな幸せを感じながら、自分と向き合えました」と休止期間中の心境についても話し、「歌に集中して、いいものを届けたい」と意欲を見せた。

絢香は、2009年4月にバセドー病を患っていると発表し、治療に専念するために同年12月31日に行われた『NHK紅白歌合戦』への出場をもって歌手活動を休止。今年の10月に自主レーベルを設立し活動を再開すると発表していた。今後は、大みそかの『NHK紅白歌合戦』に出場し、春には全国ツアーを行うという。