マンションのオーナーが世界を救う──。意外な設定と不思議な世界観に、のっけからはまってしまうサバイバルゲームがある。ALJの提供するダウンロード無料のAndroid/iOS向けゲームアプリ「ドリームマンションSURVIVAL~勇敢なオーナーの物語~」だ。
「ドリームマンションSURVIVAL」とは?
突如出現した謎の円盤の攻撃により、あらゆるものが破壊しつくされてしまった世界。「ドリームマンションSURVIVAL」は、そうした世界の中で、マンションのオーナーとなり、逃げ惑う住人を助け、平和を取り戻すために戦っていくゲームだ。まさにサブタイトルにある"勇敢なオーナーの物語"なのである。
物語は、荒野に残された一棟のマンションから始まる。助けを求めてやってくるゲームの世界の住人。彼らを自分のマンションに避難させると、一定のスパンで家賃ならぬ"シキーン"を得ることができる。「えっ? 必死になって逃げてきた人からも、いきなり家賃を取るの? 無一文の人だっているんじゃないか? 入居審査は?」などというツッコミはここではご法度。世界の平和を取り戻すには、とにかく"シキーン"が必要なのだ。
助けを求めてきた住人からはときどき、特別なお願いが届く。「必死で逃げてきたのでお腹がペコペコなのです。なんとかしていただけないでしょうか」「ズボンがさ、逃げてくる途中で濡れてしまってさ」などといったものだ。
お腹が空いてるというのならまだしも、「この非常時にズボンが濡れちゃて……だなんて、なんて呑気な!」などと思ってしまってはダメ。世界の平和を取り戻すことも大事だが、どんな小さな願いをも叶えてあげる広い度量が必要なのだ。
願いを叶えるには、"シキーン"もしくは"コイン(アプリ内課金により入手可能)"が必要。"資材ショップ"でそれらを使って必要な材料を買い揃えなければならない。資材を揃えたら"ドリマ工房"で2つの材料を合成し、住人の要望するアイテムを作ってあげよう。
戦略性も備えたカードバトルで世界を救え!
住人の避難を完了させると、バトルモードが選択できる。バトルはカードバトルの要素を備えたものとなっており、バトルで勝つには"ミリタリーショップ"で武器を揃え、"酒場"で傭兵を募って部隊(手札)を編成しなければならない。ここでも"シキーン"もしくは"コイン"が必要になる。リアルに考えて、武器を揃えるには莫大なお金が必要になるが、それって住人から取ってるわけ? なんてツッコミも野暮だ。これはゲームだ、ゲーム!
バトルの基本ルールは次のようなものだ。あるユニットは特定のユニットに対して強く、あるユニットは特定のユニットに対して弱い。画面上にユニットを並べ、対面の相手と対決することになり、それぞれの対決に勝つと相手のマンションにダメージを与えることができる。同種のユニットの対決では、自分のマンション、相手のマンション双方がダメージを受ける。最終的には、どちらかのマンションの耐久値が0になるとバトルが終了する。
バトルではほかにも、同じ種類のユニットが連続してならんだときに、ユニットの攻撃を封じたり、逆に封じられてしまうことがある。そうした戦略性もこのアプリには盛り込まれている。
ちなみに、バトルでマンションにダメージを受けると、マンションが壊れてしまう。壊れると避難している住人も出て行ってしまうことに注意したい。そうなると、入手できる"シキーン"が減るのだ。「そもそも、なんでそんなマンションがバトルに巻き込まれているの?」なんて根本的なツッコミもここではなしだ!
さて、バトルが終わると、避難してきた住人の願いを叶え、避難を完了させると再びバトルに。はじめは序の口でも、そのうち手強いボスも出現する。ボスを倒すと別のエリアへ移動することになる。ボスキャラを倒し失われた平和を徐々に取り戻すのだ。
コレクションコンプリートを目指したり友達を誘ってみたりしてみよう
このゲームは、住人を助けてバトルをこなすだけではない。コレクション要素も入っている。避難してきた住人たちや倒したボスキャラは、図鑑に載る。登場するキャラは軒並み個性が強く、存在そのものがギャグっぽくて面白い。コレクションのコンプリートも目指してほしい。
もうひとつ忘れてはいけないのが、このアプリのソーシャル要素について。他のユーザーのマンションを訪れて、回覧板に書き込んだり、応援することもできる。ユーザー同士の対戦も次回のアップデートで実装されるとのことなので、こちらの機能も楽しみに待ちたい。
さらには、Facebookで自分が「ドリームマンションSURVIVAL」をやっていることを知らせ、友達を引き込むこともできる。その際には、"友だち招待"機能を使うことをお忘れなく。友達がアプリをダウンロードして、紹介コードを入力するとコインがプレゼントされるのだ。
さて、このアプリ。ダウンロードは無料だし、一人でやっていても、ツッコミを探すだけでクスッと笑えてしまうアプリだ。友達と一緒にやってみて、実装予定の対戦モードで対決したり、コレクションを競いあったりするのもいいだろう。そして、ツッコミどころを探しあうのも楽しいかもしれない。