同名人気ケータイ小説を実写映画化した映画『王様ゲーム』の初日舞台あいさつが17日、東京・シネ・リーブル池袋で行なわれ、ハロー! プロジェクトグループのBerryz工房(須藤茉麻、菅谷梨沙、熊井友理奈、嗣永桃子、清水佐紀、徳永千奈美)、℃-ute(矢島舞美、鈴木愛理、萩原舞)、桜田通、鶴田法男監督が登壇した。

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撮影現場で用意されたケータリングが美味しかったというヒロインの幼馴染・伸明役の桜田は「暗い内容の映画だったけれど、お弁当の時間になるとBerryz工房さんと℃-uteさんが楽しそうにお弁当をバクバク食べていた」とアイドルらしからぬ振る舞いを明かし、「杏仁豆腐が出たときに、4人分おかわりをしていた人がいましたね」と告発。おかわりしたことを自ら名乗り出たBerryz工房の嗣永は「動かない演技ばかりだったのに、3キロも体重が増えたことがホラー」と話し、キャストや集まったファンをどよめかせていた。

同作は、大手携帯サイトにおいて過去最高の閲覧者数を記録した金沢伸明による同名ケータイ小説の実写映画版。王様と名乗る謎の人物から届く、悪意に満ちた絶対服従の“王様ゲーム”メールに翻弄される高校生たちの姿を描く。幼馴染の伸明と真相を探るヒロインの智恵美を熊井が、クラスメートで謎めいたオーラを放つ莉愛を鈴木が演じている。

大食いが原因の体重増加を告白した嗣永は、“許してにゃん”という言葉を流行らせたいそうだが、映画にちなんで抹消したいものを聞かれたBerryz工房の清水からは「流行らないと言っているのに、ずっと言い続けている“許してにゃん”を抹消したい」とバッサリ。それでも嗣永は「今年の流行語大賞の『なでしこJAPAN』と並ぶくらいに素晴らしい言葉。2012年に流行れば」と諦めない様子だった。