JVCケンウッドは5日、デジタルビデオカメラ「Everio(エブリオ)」シリーズのエントリーモデル「GZ-E265」「GZ-E225」「GZ-E220」の3機種を発表した。JVCブランドから12月下旬に発売される。価格はオープンで、推定市場価格はGZ-E265が70,000円前後、GZ-E225が45,000円前後、GZ-E220が40,000円前後となる見込みだ。
約190gと軽量なボディに、光学40倍ズームが可能なレンズを搭載するモデル。画質劣化を抑えつつデジタルズームを行えるダイナミックズーム機能により、54倍相当まで高画質でのズームが可能(GZ-E265のみ)。また、撮像素子は高感度の裏面照射CMOSセンサーで暗いシーンでもノイズを抑えることが可能で、子どもの運動会撮影から室内や夜景の撮影など多様なシーンで利用できる。
手ブレ補正対策としては電子式手ブレ補正機能を搭載するほか、明るいシーンでの広角撮影時に大きな効果を発揮するアクティブモードを搭載。また、25種類の犬の顔や18種類の猫の顔を認識できる「ペット検出」機能で、動き回るペットの撮影時も最適なフォーカスが行える。撮影状況を判別して、適切なシーンモードを自動で適用する「インテリジェントオート撮影機能」も利用可能だ。
その他の主な仕様は次の通り。レンズの焦点距離は動画撮影時でGZ-E265が38.3~1,803mm(35mmフィルム換算、以下同)、GZ-E225/E220が42~1,680mm、静止画撮影時でGZ-E265が38.3~1,532mm(アスペクト比16:9時)、38.3~1,876mm(アスペクト比4:3時)、GZ-E225/E220が42~1,680mm(アスペクト比16:9時)、51.4~2,056mm(アスペクト比4:3時)となっている。撮像素子はGZ-E265が総画素数332万画素1/4.1型裏面照射CMOSセンサー、GZ-E225/E220が総画素数150万画素1/5.8型裏面照射CMOSセンサー、記録方式は動画がAVCHD、静止画がJPEG、モニターは3型・23万ドット液晶。記録メディアはGZ-E265が32GB、GZ-E225/E220が8GBのメモリを内蔵するほか、SD/SDHC/SDXCカードを利用可能だ。付属バッテリーの連続撮影時間はGZ-E265が約1時間55分(実撮影時間は約1時間5分)GZ-E225/E220が約1時間5分(実撮影時間は約40分)となっている。
サイズはW51×D117×H55mm(突起部含む)、重量は本体のみの場合で3モデルとも約190g、付属バッテリーを装着した場合でGZ-E265が約230g、GZ-E225/E220が約215gとなっている。