札幌市交通局と札幌市中央区、市電の会、クリプトン・フューチャー・メディアは19日より、札幌市電の西4丁目~すすきの間にて、「雪ミク電車」の運行を開始する。
「雪ミク」(雪まつり応援キャラクター仕様の初音ミク)にちなんだ同電車は、今年の2月14日から3月26日までの期間も運転されており、このときは札幌市電の3300形電車(3302号)にハーフラッピングが施されていた。詳細については本誌既報の通り。
今回の運行は、「もいわ山ロープウェイ」のリニューアルオープン(12月23日)にともなうイベントの一環で行われるもので、藻岩山を応援する「雪ミク」をフルラッピングで表現。前回と同様、内装や車内放送も通常車両と異なる特別バージョンになる。藻岩山のマスコットキャラクター「もーりす」も登場予定だ。運行開始前日の12月18日には、札幌市交通局電車事業所にて、「雪ミク電車」の内覧会も実施するとのこと(来場者数次第で公開時間を制限する可能性あり)。
フルラッピング「雪ミク電車」は来年3月30日まで、おおむね朝7時から18時までの時間帯で運転。天候の影響で運休または運行時間を変更する場合や、点検・故障などで運行しない場合もある。
なお、札幌市中央区では、初音ミクが藻岩山に登場するイベントも計画している模様だ。