ベンキュージャパンは13日、RTS(リアルタイムストラテジー)ゲーム向けに調整されたモードを搭載するフルHD液晶ディスプレイとして、24型の「RL2450H」と21.5型の「RL2240H」を発表した。12月23日より発売し、価格はオープン。店頭想定価格は「RL2450H」が25,800円前後、「RL2240H」が19,800円前後。
両モデルともにLEDバックライトを採用したフルHD対応の液晶ディスプレイ。世界的に有名なプロゲームチームの開発協力を得て、RTSを最適な状態でプレイできるように調整した「RTS」モードを搭載する。主な効果として、暗い部分の敵が見えやすくなるという。
暗くて見えにくい部分や明るすぎる範囲を調整して見やすくする「Black eQualizerカラーエンジン技術」を採用するほか、コントラスト強化/カラーマネジメント/シャープネス強化からなる画像補整エンジン「Senseye3」も搭載。「スタンダード」「ムービー」「フォト」「sRGB」「Game」「Eco」といったアプリケーションモードを備え、「Eco」モードでは輝度を抑えて消費電力を約30%ほど減らせるとしている。
共通の仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCR 12,000,000:1)、視野角が左右170度/上下160度、応答速度が5ms(GTGで2ms)。映像入力インタフェースは、HDMI(1.4)×1、DVI-D、D-Sub。DVI-D用とD-Sub用ケーブルが付属。ヘッドホンジャックを備える。
24型ワイドの「RL2450H」はブラックの本体カラー。異なる画面サイズに切り替えるディスプレイモード機能は、17型(4:3)、19型(4:3/16:10)、21.5型ワイド(16:9)、22型ワイド(16:10)、23型ワイド(16:9)、24型ワイド(16:9)に対応。スタンドのチルト角度は下5度/上15度。本体サイズはW650×D134×H420mm、重量は約4.8kg。
21.5型ワイドの「RL2240H」はホワイトの本体カラー。ディスプレイモード機能は、17型(4:3)、19型(4:3/16:10)、21.5型ワイド(16:9)。スタンドのチルト角度が下5度/上20度。本体サイズはW525×D183×H400.95mm、重量は約3.2kg。
関連リンク
・iiyama、光学カメラ方式のマルチタッチ対応23.6型液晶「ProLite T2451MTS-B」
・日本エイサー、HDMIを2ポート搭載した薄型デザインの23型ワイド液晶
・iiyama、高機能スタンドを装備した23型IPS液晶「ProLite XB2374HDS-B」
・ベンキュー、120Hz駆動のゲーム向け24型液晶 - NVIDIA 3D Vision 2対応
・デル、21.5/23インチのプロ向け液晶ディスプレイ - 21インチは15,980円
・ベンキュージャパン
http://www.benq.co.jp/