2012年1月8日からスタートするNHK大河ドラマ『平清盛』(毎週日曜 20:00~20:45※初回は74分拡大版)の完成試写会が12日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の松山ケンイチ、中井貴一、松田聖子が出席した。
左から中井貴一、松山ケンイチ、松田聖子 拡大画像を見る |
昭和38年の第1作『花の生涯』から50年目を迎えるNHK大河ドラマ。通算51作目となる『平清盛』は、貴族の世が乱れた平安時代を背景に、日本の覇者となる武士、平清盛の波乱に満ちた生涯を描く。
この日は第1回『ふたりの父』の試写会が行われ、平清盛を演じる松山ケンイチと清盛の養父・忠盛を演じた中井貴一、清盛の成長を見守る祇園女御役の松田聖子が出席。松山は「1話を見て、位の低い人や王家の犬と言われた武士に天皇家、貴族もみんなあの時代は苦しんでいたように思いました。けれども生きていかなくてはならず、どうせ生きるなら子供のように楽しく生きることが大切だと思いましたね」と感想を述べ、「日を重ねていく内に心踊らせるお芝居が出来るように頑張っていきます。1年間よろしくお願いします」と力を込めた。
大河初出演となる松田聖子は「初めての大河ですが、出演者の皆さんも素晴らしく、演技はもちろんですが、人としての素晴らしさを感じました」と話し、松山については「初めてお会いしましたが、最初から清盛という感じで感動させられました。もう素敵です!」とべた褒め。松田の言葉を聞いた松山は「『歌姫なんだから失礼のないように』とスタッフからプレッシャーを掛けられました(笑)。ミスしないように頑張りましたよ」と笑わせるも、「聖子さん演じる祇園女御は清盛にとって一番近い女性。母性があっておおらかな祇園女御を完璧に表現されていました。2人のお芝居も楽しみにしていただきたいです」と絶賛していた。