キングソフトは13日、同社のAndroid端末向け各製品アプリのライセンスを、新たに、ファミマ・ドット・コムが提供するマルチメディア端末「Famiポート」を通して、プリペイド方式で販売すると発表した。本日より、Android向けアプリ「KINGSOFT Office for Android」「KINGSOFT Mobile Security」「KINGSOFT Data Manager」、オンラインストレージサービス「KDrive」有料課金ライセンスのプリペイド販売を開始する。

これまで、同社のAndroid向けアプリは、量販店でのパッケージ販売、オンライン上でのクレジットカード、電子マネー決済などで提供していた。全国のファミリーマート店舗約8,700店に設置されているマルチメディア端末「Famiポート」から、各製品のライセンスを選択し、その後発券されるFamiポート申込券をレジに持っていくことで、製品のシリアル番号や購入者様専用URLが印刷されたプリペイド番号通知票を受け取ることができるようになる。

今回、販売が開始される各アプリ、サービスの概要は以下の通り。

「KINGSOFT Office for Android」

PCで作成したワード・エクセル・パワーポイントのデータを、Android端末上で閲覧、そのまま編集や保存もできるオフィスアプリ。修正や新規作成したデータは、Android端末内へ別名保存・上書き保存できるほか、メールに添付して送信したり、オンラインストレージサービス「KDrive」に保存することもできる。価格は2,980円。

「KINGSOFT Mobile Security」

Android端末の普及により急増しているウイルスの危険にたいして、端末情報を保護するだけでなく、ユーティリティ機能として、「通話履歴管理」、「アプリ管理」、「タスクマネージャー」などの管理機能も搭載しているセキュリティ対策アプリ。価格は1,980円。

「KINGSOFT Data Manager」

Android端末の紛失、故障やデータ破損などに備えて、Android端末内に保存されているファイルやデータをパソコンにバックアップするソリューションアプリ。あらかじめパソコンにデータをバックアップしておけば、Android端末の紛失、故障の際、パソコンに保存したファイルを別のAndroid端末に復元することができる。価格は1,980円。

「KDrive」

オンラインから直接アクセスができるストレージサービス。Webサイト上でデータのアップロードやダウンロード、友人との共有が可能。クライアントソフトをインストールすると、パソコンのローカル上に作成されるバーチャルドライブとオンラインストレージが自動的に同期をとるので、データを簡単にバックアップすることができる。価格は30GBが6,000円(1年版)、50GBが9,600円(1年版)、100GBが18,000円(1年版)。