「タベラッテ研究所」が、12日、「クリスマス会」に関する調査結果を発表した。調査対象は、家でのクリスマス会に参加する予定がある20代~50代の男女739名。
クリスマスツリーをクリスマス会で飾る率は7割越え
まず、「クリスマス会ですること」について聞いたところ、1位は「クリスマスツリーを飾る」74.4%、2位「プレゼント交換」49.0%、3位「部屋のデコレーション」35.2%、4位「クリスマスソングのBGM」29.1%、5位「クラッカー」23.1%となった。
男女比較ではほぼ差は出なかったが、20代で「クリスマスツリー」は54.7%と減少、「プレゼント交換」は、40代女性では大きく減少している(39.8%)。また、「サンタクロースの登場(サプライズな仕込み)」を行うとしているのは、わずかに5.7%となっている。
クリスマス会に欠かせないものはケーキが圧倒的で70.6%
次に、「クリスマス料理をどう用意するか」聞いたところ、圧倒的に多かったのは「だいたい手作りで一部は外で買ってくる」54.1%、「すべて手作りで用意する」12.2%を合計すると、66.3%と過半数を占め、性別・年代別でみても同様の傾向となった。
ほか、「だいたい外で買って来て一部を手作りで用意する」は25.6%、「すべて買ってくる」は8.1%とわずかであった。
クリスマス会に絶対に外せないものを、「クリスマスケーキ」、「お酒(シャンパン、ワインなど)」、「クリスマスの定番料理」、「特にない」の4択から選んでもらったところ、1位「クリスマスケーキ」70.6%と高く、2位「お酒(シャンパン、ワインなど)」16.8%、「クリスマス定番料理」は10.7%と、ケーキが圧倒的であった。
ちなみに、参加するクリスマス会にクリスマスケーキが出る率は全体の9割以上(93.0%)となっており、4人に1人が「手作りで用意する」と回答している。
定番メニューは七面鳥ではなく「フライドチキン」76.3%
クリスマス料理の定番メニューを聞くと、「フライドチキン」が1位で76.3%となった。20代からの支持は特に高く85.8%で、男女別で見てみると女性の方が77.9%と高めになっている。
「フライドチキン」に次ぐ2位を男女別に見ると、男性は「ピザ」で42.4%、女性は「サラダ」で60.9%と意見が別れた。
そのほか、クリスマスの本場で王道の「ターキー(七面鳥)」は19.4%、ランキングでも9位という結果となった。
最後、「クリスマス会の会費」を聞いたところ、最多は「2,000円未満」で29.4%、次いで「2,000円~3,00円」が27.3%で2位、3位は「3,000円~5,000円」の26.7%で、5,000円未満が8割以上(83.4%)となった。
調査概要は下記の通り。
調査内容:「お家派クリスマス会」に関する実態調査
有効回答数:739名
調査日:2011年12月5日~6日
男女比:男性:49.8% 女性:50.2%
年代比:20代:14.3% 30代:35.9% 40代:30.2% 50代:19.6%
調査対象:全国
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