来年1月7日に放送されるドラマ『新・ミナミの帝王 竜一の恋(仮)』(関西テレビ 15:25~)の収録が8日、大阪市内で行われ、主演の千原ジュニア、大東駿介が会見を行った。

左から、大東駿介、千原ジュニア  拡大画像を見る

ジュニアが"ミナミの鬼"こと高利貸しの萬田銀次郎を演じる『新・ミナミの帝王』シリーズの3作目となる今回は、大東が扮する銀次郎の舎弟・竜一の恋を中心に展開。竜一と韓国人の女性との間に生まれた淡い恋をきっかけに、銀次郎を窮地に陥れようとする黒い影が忍び寄る。

ジュニアは「今回は恋愛なんかもあったり、今までのシリーズではなかった話。竜一の恋を若干離れたところから見守る、銀次郎の懐の深さを見て欲しいですね」と見どころを。かつて俳優・竹内力が演じた強面の銀次郎とは異なる、クールな銀次郎が好評だが、「3作目ですけど、未だに難しいですね。声優さんが変わったドラえもんに未だに慣れないでしょ? ドラマを見てる人にしたらそんな感じやないかなと(笑)」と人気のキャラクターを演じるにあたっては苦労もあるという。

だが、「今まで演じられてきた方のマネはできない。賛否の否もあるでしょうが、否の多い仕事は楽しいです」と意気込み十分。「ロケをしてたとき、『ミナミの帝王』の原作本を持った子が『サインして』って来てくれた。すごくうれしかったですね」と自身の銀次郎が浸透してきたことを喜んでいるようだった。

一方、大阪市内のさまざまなデートスポットでロケをしてきたという大東は「今回はデートシーンがたくさんあって、ロケ中、『今これ、何を撮ってるんだったっけ?あ、“ミナミの帝王”か!』と思わされる場面が多いですね(笑)」とシリーズ異色作?の収録の感想を。「金貸しとして成長する竜一を見て欲しい。世の中の厳しさも描かれていますが、その中に『ミナミの帝王』らしい人情もある作品です」とPRしていた。