東邦銀行は8日、地域社会への貢献の一環として、復興応援定期預金『ほんとの空』の取扱いを開始した。

東日本大震災および原発の影響による避難・除染などの問題は、福島の地域全体が抱える大きな課題であり、今後、震災前の生活(ふくしまの「ほんとの空」)を取り戻し、地域経済をさらに発展させていくためにも、解決に向け早期に進めていく必要がある。

東邦銀行では、ボランティア参加(仮設住宅への生活支援品の搬入など)をはじめとする復興支援活動を実施しているが、地域住民とともにふるさと復興への積極的な取組み、および復興に関わる人々への支援を図るため、復興応援定期預金「ほんとの空」の取扱を開始した。

同商品は、当初の満期日まで店頭表示金利に0.05%を上乗せして預け入れる。

寄付に関しては、顧客からの同商品への預け入れ残高を基準に同行が行うため、顧客の負担はない。

寄付金は、主に、復旧・復興のための仮設住宅に関する生活支援や除染などのボランティア活動費用および社会福祉施設の支援などに使ってもらうことを目的に、「社会福祉法人福島県社会福祉協議会」に寄付を行う。

同定期預金は、100億円を上限に販売するが、預け入れた預金残高を基準に寄付を行う商品とすることで、「地域の人々とともに復興への取組・支援を一層図っていく」(東邦銀行)。

東邦銀行は、「今後も地域金融機関として、ふくしま復興のための支援を積極的に行っていく」としている。

商品概要