「3DマイホームデザイナーLS4」

メガソフトは、思うがままの間取りや外観などリアルに3D再現できる住宅デザインソフト「3DマイホームデザイナーLS4」を2012年1月13日より価格12,600円で発売する。ガイドブックが付属する「3DマイホームデザイナーLS4 オフィシャルガイドブック付」の価格は14,700円。対応OSは、Windows XP(SP2) / Vista / 7、32/64ビットに対応する。

製品は間取り図を描き、敷地、部屋、建具から階段などをマウスで設置するだけでリアルな立体イメージを創り出すことが可能なソフトウェアで1996年の発売以来550,000ライセンスの販売実績がある。6,100点以上のパーツが収録されており、会員制住宅素材ダウンロードサービス「データセンター」を利用すると38,000点以上の素材を使ったリアルな住宅を再現できる。作成した住宅内は、ユーザーが3Dで自由に歩き回ることができるなど、建て主自身が住宅プランを考える際などに幅広く活用できる。

起動画面

新バージョンでは、年間予想発電量などが設置した場所に応じて算出可能になるなど「太陽光パネル」によるシミュレーションが大幅に強化されており、投資回収年数比較や、国や自治体などの補助金を反映した形での発電システム導入コストの算出もソフト上でできるようになる。発電量の計算は、全国801地点での年間発電量を月別グラフ表示できるなど、実際に住宅を建てたい立地場所をもとにシミュレーションを実現する。

電力量チェックでは、実際に設置した家電などをベースに電力量を測定できるが、新バージョンでは「LED交換シミュレーション」機能も搭載しており、蛍光灯をLEDに交換すると1/2に、白熱灯をLEDに交換すると1/8になど細かにチェック。待機電力や季節ごとの使用時間設定など、より詳細に省エネ住宅設計を行えるようになっている。設定した地域の風速や積雪量をもとにした「簡易構造診断」、階段の安全性チェックや白内障シミュレーションなど実践的な機能も搭載する。作成したオリジナルホームは、3Dテレビで大画面で堪能したり、同社提供の無料アプリ「3Dプレイスビューア」によりスマートフォンやタブレットなどで持ち運んだりと楽しむことも可能になる。など、3Dテレビがなくとも付属する赤青メガネを用いたアナグリフ方式での3Dで楽しめる。

3Dやスマートフォンなどで楽しむこともできる