ASUSTeK Computerは6日、デジタルノート端末「Eee Note EA800」を発表した。ワコム EMR テクノロジーを採用した8.0型のグレースケール液晶タブレットを搭載し、手書きメモ、音声メモ、写真メモなど、様々なメモ機能を搭載している。2011年12月中旬の発売予定で、価格は19,800円。
紙に書いているかのような感覚で入力することができるというデジタルノート端末。ワコムの技術を用い、筆圧256レベルを実現した専用EMRペンを使用し、多彩なメモ機能を利用することができる。ペン入力のメモ以外にも、内蔵マイクで音声を録音したり、200万画素のカメラで撮影したり、PDFファイルにマーカーを書き込んだり等、様々なシーンに対応。
また、EVERNOTEアカウントに対応しており、クラウド経由でデータを閲覧できる。さらに、付属のUSBケーブルでパソコンと接続し、Eee Note Syncでデータを一元管理したり、Eee Noteをパソコン用のペンタブレットとして使うこともできる。
主な仕様は、OSがLinux、プロセッサがMarvell PXA303、メインメモリ容量が256MB、ストレージ容量が4GB。ディスプレイは8型グレースケール64階調対応反射型TFT液晶で、解像度は768×1024ドット。主なインタフェースはmicro USBポート×1、micro SDカードリーダー、ヘッドホン出力×1、IEEE802.11b/g、200万画素カメラなど。バッテリ駆動時間は約11.5時間。本体サイズ/重量は縦158×横230×厚さ13.5mm/約520g。付属品は専用EMRペン、USBチャージャー、USBケーブル、Eee Note専用ブックカバー。