「空」と「旅」をコンセプトにした10人組ガールズユニット・ぱすぽ☆のメンバー佐久間夏帆は4日に更新されたブログで、12月30日にZEPP東京で行われるライブをもってグループから卒業することを発表した。
グループから卒業することを発表したぱすぽ☆の佐久間夏帆 拡大画像を見る |
「むっしゅ」の愛称で親しまれた佐久間は、この日昼に行われたぱすぽ☆のイベント内でファンを前に卒業を発表。イベントを訪れられなかったファンに対し同日のブログでも「突然ですが 私佐久間夏帆は12月30日のZEPP東京のフライトを最後に、ぱすぽを卒業することになりました」と報告。「突然の報告になってしまい、驚かせちゃってごめんなさい」と急な発表となったことを謝罪した。
ブログによれば、佐久間は今年夏ごろに腰を痛めてしまい、その後フライト(ぱすぽ☆のライブのこと)をたびたび休演。「夏くらいから体調の事でフライトやレッスンの時にもたまに支障がでたりするようになり、その時くらいから『こんな中途半端なまま自分はぱすぽにいていいのか』という不安が出てきて」と思い悩んだ末「今みたいな激しいダンスを続けていくのは厳しいと思い、ぱすぽを卒業し別の道で頑張っていこう」と卒業理由を明かしている。
結成当初からこの2年間10人で活動してきたぱすぽ☆だけにメンバーのショックは想像に難くない。佐久間と同じ歳のメンバー・森詩織はこの日のブログで佐久間の卒業に触れ、「最初は信じられなかったけど、むっしゅが決めたことだしZEPPまでむっしゅがいるし最後まで最高のフライトにしていきたいと思います(^O^)もりしも泣いちゃったけど大丈夫!大好きなむっしゅは今日で卒業じゃないんだから!みんなで笑顔でむっしゅを見送ってあげましょー\(^o^)/」とショックは受けつつも笑顔で佐久間を見送ることを誓っている。
佐久間自身も「zepp東京フライトまであと約1カ月も無いですが、最後まで全力飛行しますのでどうか最後まで応援よろしくおねがいします!! そしてこれからもぱすぽを宜しくお願いします」との10人最後となるフライトへ向けての言葉でエントリーを締めている。 ぱすぽ☆は「みんなでつくるアイドルユニット」をコンセプトに2009年に結成。「空」「旅」をテーマにメンバーを「クルー」、ファンを「パッセンジャー」と呼びCA風のコスチュームで、ほかのアイドルグループとは一線を画した活動を行ってきた。今年5月にリリースしたメジャーデビューシングル「少女飛行」は、女性グループ史上初のデビューシングル・オリコン週間ランキング初登場1位を獲得。8月発売のセカンドシングル「ViVi夏」も週間ランキング3位を獲得するなど人気を博している。