女優の南沢奈央が3日、東京・港区の日本赤十字社本社で行われた第6回「いのちと献血俳句コンテスト」表彰式に出席した。

第6回「いのちと献血俳句コンテスト」表彰式に出席した南沢奈央 拡大画像を見る

「いのちと献血俳句コンテスト」は、日本赤十字社が俳句を通して、命の尊さや助け合いの大切さの理解に繋がることを目的に開催しているもので、第6回目となった今年は、6月から10月の4カ月にわたって一般募集し、約36万句の応募があった。同社の俵国芳 血液事業本部総括副本部長は、「俳句という日本のすばらしい文化で献血の事を知ってもらい、献血を通して命の尊さを感じてもらいたい」とあいさつ。表彰式では、小学生の部から一般の部までの最優秀賞やピカチュウ賞などが発表され、受賞者には賞状と目録が手渡された。

今年8月に、学生献血応援キャラクターに就任した南沢はゲスト審査員として出席し、「俳句は、文字数が限られていて難しい。皆さんの作品を観て励まされます」とあいさつし、「私の作品も恥ずかしいけど、詠みます……。『ときめきて 初献血日 若葉風』」と、緊張しながら自身の俳句を披露。審査委員長として出席した詩人の黛まどかに、「とても良い句ですね。献血に行くドキドキ感も伝わってきます」と褒められ、照れ笑いしていた。

表彰式終了後、報道陣の取材に応じた南沢は「前回の記者会見の時に1回俳句を作ったんですけど、言葉選びに時間がかかりますね……。今日は色んな俳句を見て、私もこういう事あったなぁと共感できました」と子供たちの作品の出来栄えに感心。献血は、今秋に初めて体験したそうで、「ラジオ番組の取材で行ってきました。怖くて痛いっていうイメージが若い人にはあるみたいですけど、全然痛くなかったです」とニッコリ。「針を入れてるのも5分くらいだし、献血ルームの環境も良かった。また行こうと思ってます。色んな人に広めていきたい」とアピールしていた。