ゲッティ イメージズ ジャパンは、東日本大震災をテーマとした学生対象の雑誌広告コンテスト「~I am Here.~ 第二回 ゲッティ イメージズ学生広告コンテスト」の最終選考結果を発表した。
同コンテストでは、掲載時期を震災から1年ほどたった2012年初旬に設定して、復興に向けたアクションを促す「東日本大震災を風化させないための雑誌広告」を募集。255名からの応募があり、最終エントリー総数は197点となった。
11月25日に実施された最終審査会では、選ばれた5組によるプレゼンテーションが行われ、それを基にゲッティ イメージズをはじめ、広告代理店やデザイン系メディアから選出された審査員5名によってグランプリが決定。
グランプリ作品には、早稲田大学4年 松村圭太氏の『「3.11」は歴史じゃない。』が選ばれた。同作品に対して審査員からは、「雑誌広告としては色調が暗いという懸念の声もあったが、逆に、その重量感が思いの強さとして訴えかける作品となっている点を評価した」との講評が発表されている。同作品は、2012年1~3月期に、実際の雑誌広告として掲載される予定。