本田技研工業は28日、SUV「CR-V」をフルモデルチェンジして12月2日に発売すると発表した。価格は、2.0Lエンジン搭載のCVT&FF車「20G」が248万円、2.4Lエンジン搭載の5AT&4WD車「24G」が275万円。
|
|
CR-V 20G(FF) |
CR-V 24G(4WD) |
同車は、デザイン、パッケージング、メカニズムのすべてを進化させたというSUV。エクステリアには、空力を考慮した形状のフロントバンパーや、広い荷室と躍動感を生み出す曲率の大きなテールゲートガラスなど採用し、従来モデルに対しボディサイズを縮小しながらも、室内長を225mm、荷室容量を65L拡大している。インテリアには、多彩な情報表示が行える「センターディスプレイ」を採用するなどして、運転に集中していても走行状況を把握しやすいように配慮したとのこと。乗車定員は5名。
20Gは、低速域からの力強いトルク特性と低燃費を両立した2.0L i-VTECエンジンと、トルクコンバーター付CVTを採用。従来モデル(2.4L)と同等の発進・加速性能を発揮すると同時に、各部の低フリクション化を徹底して燃費性能はクラストップレベルを実現している。
24Gは、圧縮比を高めるなどして出力を15kW(20PS)向上するとともに、徹底したフリクション低減によって燃費性能も向上した2.4L i-VTECエンジンを搭載。電子制御で後輪の駆動力をコントロールし、雪道などでの発進やコーナリング、登坂における安定性を高めた新開発の4輪駆動システム「REAL TIME AWD(インテリジェント・コントロール・システム)」を導入している。
