アーク情報システムは、PCの廃棄や譲渡する際などにHDDやUSBメモリのデータを6つの方式で消去し情報漏えいを防ぐソフト「HD 革命/Eraser Ver.3」を12月16日より発売する。パッケージ版の価格は3,990円、CD起動用途に限定したCD起動専用パッケージが価格2,980円。ダウンロード版が価格3,280円、アカデミック版が価格3,280円。対応OSは、Windows XP / Vista / 7(32/64ビット)。
製品は、PCの廃棄や譲渡などの際にデータを完全消去するためのソフトで、ゴミ箱を空にしたりドライブをフォーマットするだけでは消去しきれないデータを6つの方式で抹消し、セキュリティ上重要な個人データの流出を防ぐ。
6つの方式には、もっとも復旧可能性が低い米国国防総省方式から抹消レベルは低くなるが抹消時間が最速になる0抹消方式までの6種類(米国国防総省方式/米国海軍方式/米国陸軍方式/NSA方式/乱数値で抹消/0で抹消)、加えて自身のPCの再セットアップ用途などに、MBR(マスターブートレコード)のみを抹消する方式も搭載される。ドライブデータだけの抹消からパーティション、USBメモリやSDカードなど従来からの対象に加え、フォルダ・ファイル単位での抹消も新たに追加。デスクトップ上の「Arkシュレッダー」にドラッグ&ドロップすることで、重要ファイルやフォルダを完全抹消できる。2TB以上のハードディスク(GPTディスク)への対応、PCが起動しない場合のWindows PEからの「PE抹消」など新機能も搭載する。またラインナップには、ユーザーからの要望も多かったというCD起動版が新たに加わっている。