東芝は24日、「電力ピークシフト機能」に対応した19V型の液晶テレビ「レグザ」シリーズの「19P2」のホワイトモデルを発表した。発売は11月25日。価格はオープンで、推定市場価格は50,000円前後となる見込みだ。

「レグザ 19P2」ホワイトモデル

6月に発表されていたブラックモデルのカラーバリエーションモデルで、液晶パネルその他のスペックは共通仕様となっている。

リモコンには「ピークシフト」ボタンが用意されている

電力需要の厳しい昨今の情勢を踏まえ、バッテリー駆動と外部電源駆動をリモコンのボタンひとつで手軽に切り替えられる「電力ピークシフト機能」を搭載する。電力需要の少ない夜10時から朝9時までの間にバッテリーを自動で充電し、昼間はバッテリーで動作させるという「夜間充電モード」にも対応。なお、付属バッテリーの連続動作時間は約3時間となっている(バッテリーは追加購入も可能)。消費電力は通常時30W、スタンバイ時0.4Wだ。

また、通常時より消費電力を約18%節約できる「節電モード」や、省電力性能の高いLEDバックライトも搭載。「節電モード」はピークシフトと同様に、リモコンのボタンひとつで利用でき、連続視聴時間も約4時間に伸長される。

チューナーは地上デジタル用を1基備えるほか、ワンセグ受信にも対応。家屋に備え付けのアンテナが使用できなくなった際などでも、テレビを視聴できるようになっている。

その他の主な仕様は、液晶が1,366×768ドット表示のTNパネル、コントラスト比は1,000:1、内蔵スピーカーの実用最大出力が2W×2。映像入力インタフェースはHDMI、D4、コンポジット、音声入力を備える。

サイズはW45.4×20.4×H34.2cm、重量は5kg(バッテリーパック含む)だ。