シマンテックは22日、セキュリティと家族に焦点をあてた同社レポート「ノートン ファミリーレポート」の最新版をWeb上で公開した。
レポートは、日本を含む世界24カ国の子どもから成人、教員など19,636人に対して対話方式で今年の2月6日から3月14日に行った調査をもとに作成されており、子ども達が教師をからかい教師が怒る様子をビデオ録画するという最近増加傾向にあるとするトピックスや、世界中の子どもたちの3人に1人がオンラインショッピングが行っており、そのうち24%が親に気づかれずにオンラインショッピングを行った経験がある、などの調査結果が報告されている。
同社コンシューマ マーケティング部 執行役員 部長 ロジャー ヨーダー氏からは、レポートに関して以下のようなコメントも出ている。
「親と教師は、子ども達と自分達のオンラインにおける安全を守るために大きな役割を果たしています。そして、今年のノートン オンライン ファミリー レポートは、更なる教育が本当に必要である ことを示しています。日本の親の47%が子どもとオンラインにおける安全について話をすると言っていますが、一方で8人に一人(12%)は、子どものオンライン利用を秘密でチェックしており、3%は子ども達のソーシャルネットワークを影でチェックしています。それよりも、家庭や学校などの安全な場所で子ども達とオープンな対話を持ち、子ども達を安全にオンライン利用できるツールで守る方が、遥かに効果的であると思われます。」