デアゴスティーニ・ジャパンは、毎号に付属するパーツを組み立てていくことで「デゴイチ」の愛称で日本で最も有名な蒸気機関車「D51標準形」の金属モデルが完成するマガジンシリーズ、週刊『蒸気機関車 D51を作る』を2012年1月4日より販売する。
国内で最も多く量産され、四国を除く日本全国で蒸気機関車の代名詞として活躍してきた「D51」。本マガジンでは「保存蒸気機関車巡礼」、「日本蒸気機関車史」、「海外の蒸気機関車」、「D51の時代」、「ステップ・バイ・ステップ」と5つの章で構成され、「D51」を中心に日本はもちろん、世界の蒸気機関車も貴重な写真や資料を交えて紹介している。
そして気になる「D51の金属モデル」のスケールだが、完成後のサイズは1/24で全長88cm(うち炭水車36cm) 、高さ16.5cm、重量約10,400gとなり、基本設計はモータージャーナリスト・写真家で知られる、いのうえ・こーいちが担当。本体キャブ中央の「焚き口」の開閉、「給水温め器」の再現、動輪の回転、台座のスイッチ操作による汽笛・ブラスト音などのサウンド、前照灯の点灯といった細かいディテールも忠実に再現したモデルとなっている。モデル自体は重量感のある真鍮主体の金属モデルだが、黒く塗装することでさらにリアルに仕上げることができるという。また、模型づくりの初心者にも配慮し、組み立てのフローは写真を交えてわかりやすく解説。
創刊号には、特別付録として組み立てモデルの紹介と「D51」当時の走行映像を収録したスタートアップDVDを封入。そして、創刊号から100号すべてを購入した読者には、完成したモデルをディスプレイできる「アクリル製ディスプレイカバー」がもれなくプレゼントされる。
販売価格は創刊号のみ水曜発売で特別価格990円、2号以降は火曜発売で通常価格の1,990円。さらに1冊で17号分ファイル可能なバインダーは、2012年6月末まで特別価格690円(通常価格1,290円)。それぞれ全国書店および、同社ホームページでの販売となる。