子役の鈴木福、お笑い芸人の劇団ひとり、歌手のクリスタル・ケイが21日、都内で行われた、映画『ハッピーフィート2 踊るペンギン レスキュー隊』の特別試写会に出席した。
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映画『ハッピーフィート2 踊るペンギン レスキュー隊』は、第79回アカデミー賞長編アニメ賞を受賞した映画『ハッピー フィート』(2007年)の続編。前作で、ペンギン王国を救ったマンブルとグロリアの息子エリックが、王国最大の危機に立ち向かう父親に反発しながらも、絆を深めていく姿を描いている。日本語吹替え版の声優は、息子・エリックを福くんが務め、父親・マンブルをお笑い芸人の劇団ひとり、母親・グローリアを歌手のクリスタル・ケイが担当している。
舞台あいさつでは、劇団ひとりとクリスタル・ケイが「福くん、どこかなー?」と呼びかけると、巨大な"スノードーム"が割れ、「ここだよー!」とペンギン姿の福くんがエリックの着ぐるみと共に登場。集まった観客からは「かわいいー!」と黄色い声が飛んだ。
福くんは「ドキドキや悲しいこともあるけど、観ると心があったかくなる映画です。皆さん、観て下さい」と笑顔でPRし、サプライズで2匹の本物のペンギンが登場すると、「こんなに近くで見たの初めて!」と大喜びした。声優は初挑戦だったが、「口の動きに合わせたり、ハアハアって息とかが難しかった。でも、歌うシーンはすっごく楽しかった。歌は大好きだからいつも歌ってます」と楽しそうに語ると、劇団ひとりは「見た目も可愛いし、声も可愛くて。僕も息子が欲しくなっちゃった」とメロメロだった。
また、歌姫である母親・グローリアを演じたクリスタル・ケイは「日本語でジャネット・ジャクソンを歌えるとは……。ノリノリでやりました。私はまだ子供がいないけど、最後の方はママオーラが出てたかな」と自信たっぷり。一方、ダンスの達人の父親・マンブルを演じた劇団ひとりは「スタジオで躍りながらやってたら、『声が入らない!』って怒られました」とエピソードを明かした。
イベント終了後、報道陣の取材に応じた劇団ひとりは、「こんなに可愛く育つのは滅多にないパターンでしょ」と福くんをベタ褒めし、「息子もいいなー。僕が産むわけじゃないけど、頑張ります」と子作り宣言。妻でタレントの大沢あかねとの間の1歳になる娘については「相変わらず僕似なんですよね。嫁さん、若干機嫌悪いんすよ。誰か『似てるよ』って言ってあげて」とアピールしていた。
映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』は、11月26日から2D・3Dで全国公開。