TVアニメ『男子高校生の日常』のアフレコ収録が都内で行われ、キャストの入野自由らが出席した。

『男子高校生の日常』は、真田北高校に通うタダクニとヒデノリ、ヨシタケの3人を中心に、とてつもなくバカだけど愛らしい、アホだけど憎めない男子高校生たちが繰り広げるハイスクールリアルライフコメディ。原作は山内泰延の同名コミック(掲載「ガンガンONLINE」スクウェア・エニックス刊)で、TVアニメには『銀魂シリーズ』監督・監修の高松信司を迎え、制作をサンライズが手掛ける。

アフレコ収録後に行われた会見には、キャストの入野自由(タダクニ役)、杉田智和(ヒデノリ役)、鈴村健一(ヨシタケ役)、浪川大輔(モトハル役)、小野友樹(唐沢役)、高垣彩陽(タダクニ妹役)、小林ゆう(ヤナギン役)、斎藤千和(生島役)、ゆかな(羽原役)が出席。

登場したキャストたち

「男子高校生ってこうだよねってすごく共感できる作品」(入野)、「何も考えなくて楽しい、力まずに観て爆笑できるところが一番の魅力です」(小野)とPR。女性陣も「共感したり、男子高校生ってこうなの!? と発見もあり……、思わずニヤニヤしてしまうと思います。」(高垣)、「キャラそのまんまの人達がキャスティングされてます。原作の雰囲気そのままでお届けできると思う」(斎藤)と笑顔でアピールした。

「"タダクニ"を応援したい。原作の山内さんは『キャラが動かしづらく、使いにくい』って言ってるけど(笑)」と話した入野は、「高校生の時は雨の中、学校のグラウンドでパンツ一丁で遊んでました。缶ケリやったりして」と、楽しい高校生活を送っていた様子。一方、鈴村は「高校時代は一切ラブがなかったからラブしたい……」と切実に語り、杉田は「ビデオを録画するとき3倍速じゃなくて標準で録画しろと言いたい。未来の僕がハードに移す時困ってる」と話し、笑いを誘った。

また、"タダクニ妹"を演じる高垣が「どうしてみんな妹の下着を欲しがるんだろ? って思いながら演じてます」と話すと、男性陣は「そりゃあ男子高校生だからだよ!」とすかさず突っ込んでいた。しかし、収録では「女子部にはあんまり出てきて欲しくない。喰われちゃいそうだから」(鈴村)と女子高校生キャラのハイテンションぶりにタジタジだった様子。高垣は「ハイテンション(女子)とローテンション(男子)が合わさって、たまらないケミストリーが起きるのが面白い」と作品の出来に自信を見せていた。

TVアニメ『男子高校生の日常』は、2012年1月9日からテレビ東京ほかで毎週月曜日 深夜2時~放送開始予定。

(C)山内泰延/スクウェア・エニックス 「男子高校生の日常」製作委員会