株式会社明治(以下、明治)と、パスツール研究所は、フランス・パリにて、17日、「明治ブルガリアヨーグルトLB81」を使用した老化防止の共同研究を2年間実施することで合意し、契約書に調印した。

パスツール研究所が、日本企業との間で大規模な共同研究をするのは初めて。

パスツール研究所内で行われた調印式の様子

パスツール研究所・アリス・ドートリ所長(左)、明治・馬場良雄 取締役常務執行役員(右)

明治は、数年前から「明治ブルガリアヨーグルトLB81」の老化防止の研究を行っている。研究によると、腸の免疫システムが老化防止に大きく関わっており、LB81乳酸菌が入ったヨーグルトの摂取を行ったマウスは、加齢に伴う大腸の機能維持効果があることが分かっている。

今回、明治側から「明治ブルガリアヨーグルトLB81」を与えた動物の実験データや検体などをパスツール研究所に提供し、パスツール研究所側は、「明治ブルガリアヨーグルトLB81」と腸の免疫システム、さらには老化防止の関係性を研究する。

調印式に出席した明治の取締役常務執行役員の馬場氏はこうコメントしている。

消費者の健康への貢献は、食品メーカーである我々の社会的使命。

今回の共同研究は、『明治ブルガリアヨーグルト』に使用しているLB81乳酸菌の健康長寿の機能の解明、そしてその応用への道筋を探るもの。

人間の免疫機能の約60%は腸が担っていると言われているので、LB81乳酸菌と腸の関係性を解明し、健康な長寿を全うできる製品をつくり消費者に届けたい。

パスツール研究所は、ノーベル賞受賞者を輩出し、微生物・感染症・ワクチンといった研究で多くの業績をあげている非営利民間研究機関。研究者、施設・設備とも世界トップレベルとされる。

「明治ブルガリアヨーグルトLB81」は、1996年、特定保健用食品に認定。腸内細菌のバランスを整え、お腹の調子を良好に保つということが科学的に証明されている。

「明治ブルガリアヨーグルトLB81」商品群