NASPECは16日、英ケンブリッジオーディオ社のBDユニバーサルプレイヤー「Azur651BD」の国内販売を発表した。発売は11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は10万円弱となる見込みだ。
Azur651BDは、ブルーレイディスク(BD)、ブルーレイ3D、BD-R/RE、DVD、DVD-Audio、AVCHD、SACD、CD、HDCD、Picture CD、CD-R/RW、DVD±R/RW、DVD±R DLといった幅広い光メディアの再生が可能なユニバーサルプレイヤーだ。なお、BDはリージョンAのみ再生可能だが、DVDはリージョンフリーで海外製のDVDもそのまま視聴することができる。もちろん、NTSC方式だけでなくPAL方式の映像も再生可能だ。
オーディオDACは、192kHz/24bitに対応した8chのシーラスロジック社製「CS4382A」を採用。ビデオスケーラーはMarvell社の「DE2750 QDEO」で、SD解像度の映像を1080pにまでアップスケールすることが可能だ。また、ノイズを減少させるノイズリダクション回路も搭載している。デコーダーは、上位モデルのAzur751BDと同様にMediatek社のMTK8530を採用する。
出力インタフェースは、2系統のHDMI(1.4a)のほかに、コンポーネント映像出力×1、コンポジット映像出力×1系統、光/同軸のデジタル音声出力をそれぞれ1系統、7.1chのマルチチャンネルアナログ音声出力を1系統装備する。また、フロントとリアにそれぞれ1系統のUSBポートを、リアに1系統のe-Sata端子を装備。外部ストレージからの再生にも対応する。本体サイズはW430×D312×H85mm、重量は5kgだ。