セブン・カードサービスと三井住友カードは15日、セブン&アイグループの電子マネー「nanaco(ナナコ)」のサービスに関して業務提携をしたと発表した。

提携の第一弾として、三井住友カードおよびVJAグループ加盟各社のうち21社が発行するクレジットカードによるnanacoへのクレジットチャージを、同日に開始する。さらに第二弾として、2011年12月1日に、「ワールドプレゼント」のポイントから「nanacoポイント」への交換サービスも開始する。

電子マネー「nanaco」は、セブン・カードサービスが提供するプリペイド方式の電子マネー。セブン-イレブンを始めとするnanaco加盟店(約8万8,600店)のレジで、専用カードや携帯電話をかざすだけで便利に買い物ができる。

今回、両社の提携第一弾として、nanacoへのクレジットチャージサービスを、三井住友カードおよびVJAグループ加盟各社のうち21社のクレジットカードで開始し、今後その他のVJAグループ各社にも拡大していく。これにより、「nanacoへチャージできるクレジットカードの選択肢が拡大し、nanacoを利用しているカード会員の利便性向上が図れる」(両社)。

また、セブン・カードサービスでは、今回のクレジットチャージサービス拡大にあわせ、利用者に「nanacoポイント」が当たるキャンペーンも実施する。

さらに12月には、三井住友カードおよびVJAグループ加盟各社のポイントサービス「ワールドプレゼント」のポイントを「nanacoポイント」へ交換できるサービスも開始。これにより、「nanacoを利用しているカード会員は、貯まったポイントをnanacoポイントに集約できるようになり、nanacoおよびワールドプレゼントの魅力が一層高まる」(同)としている。