アディダス ジャパンは17日より、新デザインのフットボール(サッカー)各国代表レプリカジャージーを順次発売する。今回、新ホームジャージーを発表したのは、EURO 2008と2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会を制したスペイン代表をはじめ、ドイツ代表、ロシア代表、ウクライナ代表、スコットランド代表、デンマーク代表など。より美しく斬新なデザインを採用する一方、それぞれの国の伝統や栄光を表現したユニフォームに仕上がった。
アディダス契約選手のダビド・ビジャ(バルセロナ)、シャビ・アロンソ(レアル・マドリード)のほか、イニエスタ(バルセロナ)、シャビ(バルセロナ)、セスク(バルセロナ)、フェルナンド・トーレス(チェルシー)らスター選手を擁するスペイン代表。新ホームジャージーは、国旗にインスパイアされたというエンボス加工のサッシュ(斜めライン)で、鮮やかな赤がさらに強調された。
紋章にはワールドカップ優勝を示す星が付き、ネック部分の内面には2度のヨーロッパ制覇(1964年と2008年)を称える文字がプリントされている。
ワールドカップ優勝3回、準優勝4回を記録し、欧州選手権も3度制したドイツ代表。アディダス契約選手のトーマス・ミュラー、バスティアン・シュバインシュタイガー(ともにバイエルン・ミュンヘン)らも着用する新ホームジャージーは、伝統的なホワイト / ブラックをベースに、国旗カラーのストライプを配置した。胸元の鷲を掲げた紋章と、3度のワールドカップ優勝を示す3つ星が際立つ。
ロシア代表の新ホームジャージーは赤を基調に、ブルーとホワイトのサッシュを配してロシア国旗を表現したデザインとなり、ウクライナ代表は伝統工芸の刺繍がモチーフに。スコットランド代表は歴代ジャージーの中でも人気の高い1978年モデルにインスパイアされたもので、デンマーク代表はナショナルカラーの赤を基調としつつ、これまでとは異なるスタイリッシュなデザインになった。
これらの新ホームジャージーは、ウクライナとポーランドで共催されるUEFA EURO 2012選手権本大会と、それに続く2014 FIFA ワールドカップ予選にて着用される予定だ。
日本で随時発売する各国代表のレプリカジャージーの価格は、いずれも9,975円となる。