みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、みずほコーポレート銀行は14日、同日開催の各社取締役会において、国内外の関係当局への届出、許認可の取得等を前提として、みずほフィナンシャルグループの完全子会社であるみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が合併を行うことについて決定し、その具体的な検討・協議に向けて、みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、みずほコーポレート銀行の間で基本合意書を締結したと発表した。
みずほフィナンシャルグループでは、みずほ銀行・みずほコーポレート銀行の合併により、これまで培ってきたみずほ銀行及びみずほコーポレート銀行の「強み」「特長」を活かし、両行の顧客に多面的・有機的な金融サービスをダイレクトかつスピーディーに提供するとしている。
また、「銀・信・証」のグループ連携を一層強化することで、顧客の利便性のさらなる向上を実現するとともに、グループガバナンスの強化とグループ経営効率の改善を通じ、グループ一体運営の一層の強化と人材・ネットワークなどの経営資源の全体最適についても同時に実現していく。
なお、今回の合併に加えて、みずほ信託銀行も含めた統合の可能性についても、引き続き検討していくとしている。
合併の効力発生日は、2013年度上期中をめどとする。合併方式は、みずほコーポレート銀行を吸収合併存続会社、みずほ銀行を吸収合併消滅会社とする吸収合併を予定している。
合併後の商号は「株式会社みずほ銀行」(合併の効力発生日に、吸収合併存続会社であるみずほコーポレート銀行の商号を変更する予定)、英文名「Mizuho Bank, Ltd.」となる予定。