東京証券取引所は10日、大王製紙株式(コード:3880、市場区分:市場第一部)を監理銘柄(確認中)に指定することにしたと発表した。
監理銘柄(確認中)指定期間は、2011年11月10日から同取引所が上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日まで。
東証によると、大王製紙は、2011年11月10日、四半期報告書の法定提出期限(2011年11月14日)までに四半期報告書を提出できる見込みのない旨の開示を行った。
同社が四半期報告書を法定提出期間の経過後1カ月以内(2011年12月14日まで)に提出しなかった場合、同社株式は上場廃止となる。
今回、東証では、大王製紙株式について、監理銘柄(確認中)に指定し、上場廃止となるおそれがあることを投資者に対して注意喚起するとしている。