厚生労働省は9日、今年7月の生活保護受給者数が205万495人となったと公表した。
厚生労働省によると、1951年度の通年の月平均である204万6,646人を超え、過去最多となった。受給者数は、毎月1万人前後のペースで増える傾向にある。
一方、今年7月の生活保護受給世帯数も、148万6,341世帯となり過去最多を更新。同省によると、受給世帯数に関しては、2001年度から通年の月平均では過去最多を更新し続けているという。これについて同省では、「受給世帯数の増加は、大家族の世帯が減少するなど、家族構成の変化の影響も大きい」と話している。