JR北海道釧路支社はこのほど、4泊5日の旅行商品「日本横断の旅 5日間」を発表した。募集人員は30名(最少催行人員15名)で、出発日は12月11日となる。
同ツアーは、鉄道日本最東端の駅・東根室駅から、鉄道日本最西端の駅・たびら平戸口駅まで、列車を乗り継いで日本を横断するというもの。今回のツアーが4回目で、過去3回の参加者のリクエストも取り入れたスケジュールになっている。
根室からバスまたはタクシーで東根室駅へ向かい、JR根室本線の普通列車で出発。釧路駅からは特急を乗り継ぎ、青森駅で寝台特急「日本海」に乗車し、京都駅をめざす。ここでフリータイムが設けられ、古都・京都をゆっくり散策した後、ホテルで宿泊する。
翌日は京都駅より新幹線に乗り、新山口駅で下車して秋芳洞を見学する。その後、再び新幹線に乗って、小倉駅で鹿児島本線に乗り換え、門司港駅へ向かう。ここでもフリータイムが設けられ、国の重要文化財に指定された駅舎やレトロな街並みを見学できる。
松浦鉄道のたびら平戸口駅に到着し、平戸の城下町を散策した後は、海をのぞむ露天風呂のあるホテルへ宿泊。「日本横断達成祝いの膳」も楽しめる。参加者には東根室駅からたびら平戸口駅までの「オリジナルサボ(列車行先票)」と「日本横断の旅参加記念書」が贈られるとのこと。
「日本横断の旅 5日間」の大人1名の旅行代金は、根室発新千歳空港着で14万9,800~15万4,000円。その他、釧路や帯広などからの出発も可能となっている。