ここ最近、僕は取り憑かれたようにゾンビ系・ダークファンタジー系のゲームをプレイする日々が続いている。そろそろライト系のゲームをプレイしようと思っていた矢先、強烈なゾンビゲームをプレイすることになった。それが、スパイクから発売(Windows版はズーからの発売)された『DEAD ISLAND』(デッドアイランド)だ。
本作の舞台は、パプアニューギニア沖の赤道の南、オーストラリアの真北に位置するバノイ島。この島は豊かに生い茂る森林と蒼い海、そして白い砂浜で有名なリゾート地であった。しかし、突如「ゾンビ・アウトブレイク」が発生。休息を求めてバノイに訪れた人々は、次々にゾンビに襲われ、ついに楽園は地獄と化してしまう……というのが主なストーリーだ。
使用できるキャラクターは、元アメフト選手の「ローガン」、ボディーガードの「プルナ」、潜入捜査官の「シアン」、一発屋のラッパー「サム・B」の4人。それぞれ能力や特徴が異なり、初心者は体力回復能力を持つ「サム・B」や、刃物系が得意な「シアン」で開始するとゲームをスムーズに進めることができるだろう。
『DEAD ISLAND』最大の特徴は、とにかく「怖い」。これに尽きる。浜辺の向こうから全力疾走で襲いかかってくるゾンビや、死んでいると思って近づくと突然しがみついてくるゾンビ、建物の角に隠れているゾンビ、振り向くと目の前にいるゾンビなど、思わずビックリ・ドッキリの恐怖を感じてしまう演出がギッシリ詰まっている。屋内だけでなく、日が照りつける屋外にもゾンビが溢れかえっているのも珍しいところ。
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