日本ヒューレット・パッカードは4日、個人向けノートPCの東京生産のスタートと、東京生産となる新製品「HP Pavilion dv6-6b00」を同社のオンラインストアHP Directplusにて12月上旬より販売することを発表した。東京生産により、カスタマイズモデルの納期短縮と高い品質・初期不良の低減などのメリットがあるとしている。
同社では以前より法人向け/個人向けデスクトップPCの東京・昭島工場での生産を行っており、2011年8月には法人向けノートPCの東京生産を開始していた。
「HP Pavilion dv6-6b00」スタンダードライン最小構成時の価格は43,050円。その場合の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2350M(2.30GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1、最大8GB)、ストレージが320GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6インチワイドHDウルトラクリアビュ-・ディスプレイ(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。ボディカラーはエスプレッソブラックとなる。
プレミアムライン最小構成時の価格は61,320円。その場合の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-2670QM(2.20GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがAMD Radeon HD 6770M(2GB)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1、最大8GB)、ストレージが320GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6インチワイドHDウルトラクリアビュ-・ディスプレイ(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。ボディカラーはダークアンバーとなる。
インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 3.0、D-Sub、HDMI出力、マイク入力×1、ヘッドホン出力/ライン出力兼用×1、2 in 1メディアスロット、約92万画素Webカメラといったところは共通で、スタンダードラインではUSB 2.0×4ポートを装備するところ、プレミアムラインではUSB 3.0×2とUSB 2.0×2を装備する。
バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間はスタンダードラインが約6時間、プレミアムラインが約5時間30分。サイズは、W378×D250×H32~39.5mmで、重量はスタンダードラインが約2.51kg、プレミアムラインが約2.63kg。