イー・アクセスは4日、関東エリアにおいて、2012年3月のサービス開始に向け、1.7GHz帯の周波数帯域を使用したLTE(Long Term Evolution)商用ネットワークによる試験運用を開始したと発表した。

今回の試験運用では、下り最大75Mbps以上/上り最大25Mbps以上のLTEによるスループットの検証や通信品質などをテストするというもの。東京都内、茨城県内、神奈川県内で、LTEサービス開始に向けて、LTE商用ネットワークの運用評価・検証を行う。

試験運用の様子。テスト車両による電波測定

3G/LTE 共用基地局

イー・アクセスは、現在、既存の高速3.9G(HSPA+)基地局のLTE化を進めている。一部の装置をLTE対応装置へ高度化することで、LTE対応基地局を個別に設置することなく、早期の超高速LTEネットワーク展開が可能になるという。