ASUSTeK Computerは、先に発表したZENBOOKに続き、日本市場向け同社ノートPCの冬モデルラインナップを発表した。ゲーマー向けのハイスペックノート、スタンダードノート、モバイルノートなど計5つのシリーズが投入される。
ゲーミングノート
「G73SW」は、同社のゲーミングブランドであるRepublic of Gamers(R.O.G.)シリーズのノートブック。クアッドコアCPUや高性能GPU等を搭載し、ラバーコートのパームレストやイルミネーション機能、そのほかデザインやユーザビリティにもこだわった製品だ。
主な仕様は、ディスプレイが17.3型フルHD(1920×1080ドット)液晶、CPUがCore i7-2630QM(2GHz)、チップセットがIntel HM65 Express、GPUがNVIDIA GeForce GTX 460M、メモリが16GB DDR3 SO-DIMM(PC3-10600)で最大も16GB、HDDは750GB×2基で合計1.5TB、ブルーレイドライブを搭載している。ネットワーク機能はIEEE802.11b/g/n無線LANと1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T有線LAN、そしてBluetooth 2.1+EDRにも対応している。インタフェースでは、USB 3.0×1やHDMI出力、SDXC対応のカードリーダー等を備える。OSはWindows 7 Home Premium SP1(64bit)。
バッテリー駆動時間は約3.7時間。本体サイズは415(W)×320(D)×18.9~56.8(H)mmで重量は約3.8kg。G73SW-TZ270Vの1モデルのみの展開となる。発売は11月3日で、価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は199,800円前後の見込み。
クアッドコアCPUを搭載しながら7万円台に抑えたスタンダードノート
「K53E」は、CPUやメモリ、インタフェースなど、ハイスペックながら価格を抑えたスタンダードモデルというポジションの15.6型ノート。パームレストが熱くならない「ASUS IceCool Design」を備えるほか、ワイドボディを活用し10キーも備えている。
主な仕様は、ディスプレイが15.6型WXGA(1366×768ドット)液晶、CPUがクアッドコアのCore i7-2630QM(2GHz)、チップセットがIntel HM65 Express、メモリが8GB DDR3 SO-DIMM(PC3-10600)で最大も8GB、HDDが750GB、DVDスーパーマルチドライブを搭載している。ネットワーク機能はIEEE802.11b/g/n無線LANと1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T有線LANに対応。インタフェースでは、USB 3.0×1やHDMI出力、SDXC対応のカードリーダー等を備える。OSはWindows 7 Home Premium SP1(64bit)。
バッテリー駆動時間は約6時間。本体サイズは378(W)×253(D)×33~35(H)mmで重量は約2.6kg。K53E-SX26302(ブラウン)の1モデルのみの展開になる。発売は11月3日で、価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は74,800円前後の見込み。
最長6.8時間駆動の11.6型モバイルノート
「U24E」はヘアライン加工されたアルミボディーをまとうモバイルノート。11.6型液晶のコンパクトサイズに、6セル大容量バッテリーを組み合わせ最長約6.8時間のバッテリー駆動時間を実現している。
主な仕様は、ディスプレイが11.6型WXGA(1366×768ドット)液晶、CPUがCore i5-2430M(2.40GHz)、チップセットがIntel HM65 Express、メモリが4GB DDR3 SO-DIMM(PC3-10600)で最大8GB、HDDが750GB。ネットワーク機能はIEEE802.11b/g/n無線LANと1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T有線LAN、そしてBluetooth 3.0+HSにも対応する。インタフェースとしてUSB 3.0やHDMI出力、SDXC対応のカードリーダー等を備える。OSはWindows 7 Home Premium SP1(64bit)。統合オフィスソフトとしてKINGSOFT Office 2010 Standardを搭載している。
本体サイズは291(W)×207(D)×27.6(H)mmで重量は約1.5kg。U24E-PX2430(シルバー)の1モデルのみの展開となる。発売は11月5日で、価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は59,800円前後の見込み。
CPUを強化したEee PC新モデル
Eee PCシリーズでは、ディスプレイサイズ、搭載するCPUなどの異なる「Eee PC X101H」と「Eee PC 1215B」という2シリーズが投入される。
Eee PC X101Hの主な仕様は、ディスプレイが10.1型WSVGA(1024×600ドット)液晶、CPUがデュアルコアCPUのAtom N570(1.66GHz)、チップセットがIntel NM10 Express、メモリが1GB DDR3 SO-DIMM(PC3-5300)で最大2GB、HDDが320GB。ネットワーク機能はIEEE802.11b/g/n無線LANと100BASE-TX/10BASE-T有線LANに対応する。OSはWindows 7 Starter SP1。こちらもKINGSOFT Office 2010 Standardを搭載している。
バッテリー駆動時間は約4時間。本体サイズは262(W)×180(D)×22(H)mmで重量は約1kg。カラーバリエーションとしてホワイトとブラックが展開される。発売は11月中旬以降の予定で価格はオープンプライス。店頭予想価格は29,800円前後の見込み。
Eee PC 1215Bの主な仕様は、ディスプレイが12.1型WXGA(1366×768ドット)液晶、CPUがデュアルコアのE-450(1.65GHz)、チップセットがAMD A50M FCH、メモリが4GB DDR3 SO-DIMM(PC3-10600)で最大も4GB、HDDが500GB。そのほか、HDMI出力やUSB 3.0にも対応するなど豊富なインタフェースが特徴だ。ネットワーク機能はIEEE802.11b/g/n無線LANと100BASE-TX/10BASE-T有線LAN、そしてBluetooth 3.0+HSにも対応する。OSはWindows 7 Home Premium SP1(64bit)。こちらもKINGSOFT Office 2010 Standardを搭載している。
バッテリー駆動時間は約7時間。本体サイズは296(W)×203(D)×23~37(H)mmで重量は約1.4kg。カラーバリエーションとしてレッド、ブラック、シルバーが展開される。発売は11月中旬以降の予定で価格はオープンプライス。店頭予想価格は49,800円前後の見込み。