掃除機は、ないと困ります……
27歳独女、ひとり暮らし。長く使っていた掃除機が壊れ、ほうきとフロアモップで泣く泣く3カ月過ごしてきた私。掃除機がないので、部屋の角や隙間にほこりがたまり放題な状態。
「これじゃ、彼氏呼んでもがっかりされる……(今いないけど)」
ということで、掃除機を買うことに。ただ、普通の国産の掃除機でも良いけど、今回は、以前からずっと憧れている「ダイソン」の掃除機を購入することに。
値段は少々高いけど、結婚後も使えそうだし、お洒落だし、オンライン限定販売で、ピンクリボン活動を応援しているし。ダイソンオンラインストアでポチリと購入。
「DC35」の本体はトリガーを引いて電源がオン。ヘッドが大きく扱いやすい
「ピンポーン」
数日後、「あこがれのダイソンさん、こんにちは」と、ダイソン「DC35 pink」が届いたので、早速箱をオープン。パーツを取り出して、まずはじっくり観察してみる。これまでの掃除機と全く違う点を発見。
まずは、クリーナーヘッドの吸い込み口がやたらと大きい。詰まったゴミが簡単に取り出せるそういえば、過去の掃除機で、吸い取った紙くずが詰まった掃除機を「掃除する」のに四苦八苦した思い出が蘇ったが、これは大丈夫そう。
ブラシ部分がヘッドから透けて見えるのも安心感がわく。
次は、本体をチェック。電源スイッチはトリガーのような形になっていて、人さし指で引いて使う仕様。直感的に操作できるので、使いやすさはバツグン。運転モードは「通常モード」、「強モード」の2種類。音も思ったほどは大きくないな…と使っているとバッテリーが切れる。
おっと、充電しないと。
1回の往復で掃除が完了。掃除機に対する固定概念がガラリと変化。
待つこと3時間半。充電が完了。いよいよ試してみる。まず、角や間にほこりがたまっているフローリングの掃除から。
「スイー、スイー」
床の静電気を抑えてくれるカーボンファイバーブラシは、フローリングのホコリをスムーズに吸い取ってくれる。素晴らしい仕事っぷりだ。
そして、一番の驚きは吸引力。細かいホコリがみるみる消えていく。ゴミを取り残すことなく吸い取ってくれるから、何度も往復しなくてヨシ。ストレスが少ないし、下の階の人にも迷惑をかけなくていい。しかも、排気口からの空気がクリア!
この瞬間、掃除機に対する固定概念がガラリと変わる。
次はソファとクッションのお掃除。この辺は、これまで、掃除機をかけたかったけど、できなかったところ。
早速、専用のヘッド「ミニーモーターヘッド」をカチリと装着。
「ブーン」(なに、この吸いやすさ…)
密着度も高く、繊維の奥に入り込んだゴミも取れる、取れるっ。「こりゃぁ気持ちがいいわ」。今後、花粉の季節、コートの表面についた花粉を落とすのに便利だろうなと使い勝手もふくらむ。
ワンルームに最適。高いところのほこりも吸い取れる
今度は、先端にブラシが付いている「コンビネーションノズル」を装着。私の家には、これが必要だったと確信! ワンルームの部屋に所狭しと並べた雑誌のすき間のホコリを、見事にするりするりと吸い取ってくれる。
ほかの場所でもこの「コンビネーションノズル」は大活躍。ほうきでもフローリングシートでもなかなか解決できなかった「高い壁」を超えた瞬間だ。「窓のサッシ」や、「クローゼットの中」、「ベッドの下」など、ありとあらゆるすき間を掃除する。これは何とも頼もしい。
さらに、手の届かない場所の掃除に使えるロングパイプを装着すれば、狭いところはもちろん、「カーテンレール」や「棚の上」などの高いところもOK。片手で軽々持ち上げる……のは少し重たいかもだけど、もう片方の手を添えて持ち上げれば、たいていの女性なら問題ナシ。
30分後、あっという間に掃除が終了。
掃除が終わっても、掃除機自体、インテリアとして使えるので、壁に立てかけておけば、お洒落な感じが醸し出せる。これで、掃除が2倍、3倍ラクに。
さっと取り出してシュッ。スピーディな掃除ができるので、彼氏が「30分後行ってもいい」と掃除していない時に言われたとしても、使えますよ、これは(今、彼氏はいないけど)。
(文/エフスタイル)